エクステリア業界とPL対策

オンリーワンクラブというエクステリア・インテリアのネットワークを知っていますか?
問屋さんなど数十社で構成する企業です。
そこが主催する新商品内覧会が9/9にありました。

普段は行かない大阪鶴見緑地。

うちがPL対策をアドバイスしているお客さんが出展しているのと。
主催側の委員を務めている知人の招待で、
足を運んでみました。

メジャーな展示会と違い、驚くべき新素材や新技術はありません。
でも、新発想の商品が随所にあり、見ていて面白いですね。
ガーデニングの会社=メーカーでもあるので、展示スペースも
坪庭調で参考になります。

ところで、この業界の困りごとは
輸入商品を表示・表記を見直さずに販売していたり、
法律上の表示・表記に対処していなかったりします。
だからこそ、問屋や販売店から仕入れ先のPL対策サポートを依頼されるのですが・・・
数が多いので時間がかかります。

まずは、お客さんところの商品(家庭用散水ホースリール)も引き合いが多かったので
一安心です。
こちらの商品。
今度のオンリーワンカタログに掲載されるので、ガーデン設計に1アイテム加えてみてはいかがでしょう!
ばっちり正しい取扱説明書付きです。

 

住宅履歴情報普及シンポジウム

住宅履歴情報についての詳細は、ネットで検索すれば出てくるので割愛します。
住宅履歴情報整備検討委員会>というサイトがあります。参考まで。

去る2009年8月4日に大阪で初の住宅履歴情報普及シンポジウムが開催されました。東京では何度か開催されているようです。
仕事上、ネットで調べるだけでなく実際の動向を知るために、私も参加してきました。
当日、皆さん関心が高いようで、300席の会場は満席でした。

さて、住宅履歴情報は国土交通省の管轄です。よって、履歴情報も住宅の設計書類や契約書類に重きを置いているように見受けられます。たしかに、十数年経ちリフォームする時などに設計図(特に竣工図)が無いと困りますよね。
私も庭作りをする際に、敷地内の配管図面が無く苦労しました。

一般的な住宅履歴情報の話は、建築家さんなどのブログにお任せします。PL(製造物責任)対策などというニッチなものを研究している私としては、別の視点で住宅履歴情報を見てきました。
住宅履歴情報に出てくるキーワードは、維持管理・リフォーム・信頼性など。
このキーワードに関係する製品(資材も含む)となると管轄は、経済産業省になります。大手ハウスメーカーのP社さんでは、さすがに以前から対応を進めているようです。今後、製品安全や施主への説明責任が増々問われる傾向にあります。ところが、小規模工務店さんなどは国交省関連施策に手一杯で、長期使用製品安全点検制度・表示制度など住宅設備に関わる施策まで対応できないようです。実際、知人の工務店では諦めていますね。
職人気質には辛い話です。

それら工務店をサポートする団体もあるので安心ですが、製品安全の法律にまで目を向けているのかどうか・・・(考えているのであればご免なさい)
たしかに、履歴情報の蓄積項目の中に設備の施工説明書や取扱説明書の保管も記載しています。でも、その説明書の質が気になるところです。
製品によっては説明書の無いものもあるので・・・。
設計者は、設計段階で設備デザイン+説明書の質も考慮お願いしますね。
この時の考慮は、後々の顧客満足になるかトラブルになるか左右します。アンケートデータにも出てましたよ。

住宅履歴情報普及には、、まだまだ検討の余地ありそうですね。
ということで、ちょっと違う視点でシンポジウムを見ていました。

 

消費者庁発足は9月1日


消費者庁の発足が9月1日になったそうだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090804/plc0908041238005-n1.htm

消費者行政の記事とアンケートも興味深い。
http://www.business-i.jp/news/special-page/chumokukabu/200908040002o.nwc

大阪の産業創造館にも依頼し、関連セミナーを企画していただいた。
未だに消費者庁は設立するの? と言う方もおられる。
ところが、商品開発には相当な時間を要します。思った以上に(泣)
商品が完成したと思いきや、世の中の消費者環境が変わっているため、作り直し。このような事が散見するようになると思っている。

無駄金を使いたくない方は、作る前予備知識を入れておいてください。
※もちろん、お金に余裕のある方は、その限りではアリマセン! 製品改善にどんどんお金を使って社会貢献してください。

【ものづくり経営力強化セミナー】
製造物責任(PL)対応で高まる企業イメージ~安心・安全を求める市場への対策とは~
http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09742

—概要—
販売会社が求める製造物責任とその対応策!

近年、製品事故や誤使用による被害が多発し、消費者庁の設立が予定されるなど、社会の製造物責任への関心が高まってきています。
このような背景の中、事故が発生した時の対応次第では、事業が継続できない事態も考えられます。
このような事態を避けるための予防策としては、設計や製造時における十分な検証と検査、さらに重要なこととして、取扱説明書や本体表示、商品説明・WEBにおいて正しい使い方を伝える事が求められます。

企業が製造物責任への体制を整える事は、コンプライアンスを強く求める市場では、魅力的な商品であると評価され、企業イメージ向上の重要な要因となります。

正しい対応を通じて、製造物責任への関心が高まる市場でチャンスを掴んでください。——————————————————————————————————————–

 

住まい関連の商社(問屋)が製造業を目指す!

住まい関連の商社(問屋)が製造業を目指しています。
というと、さすが商社なんでもやりよる。と思われますね。
しかし、原点回帰というのでしょうか。
社歴を見ると、元々は製造業でした。
顧客が増え、また顧客からの細かな要望に応えるうちに取扱い商材が増えていきました。
そして製造事業よりも商社業務が社内での幅を効かせるようになったようです。

ところが、昨今。

商社業務での利幅が無くなり、同時に人件費などのコストが経営を圧迫するようになりました。簡単に人員削減できないのが辛いところです。
そこで、本来の会社資源を見直し製造業としてのポジションを再構築しようとしています。
ここでは単に製造業に戻るとは言っていません。
商社で培った販売ネットワークを介して、自社製品を市場に提供していきます。
弁証法的発展の典型です。

ただし、多くの企業が目指しているのはB-to-Cです。
そうです。素材を作っている会社が完成品を作り出しました。
今まで大手の下請けで部品だけを作っていたのが、攻めへの転換です。
PL対策の打合せでお会いする社長も、ものづくりを嬉しそうに語ってくれますね。
瞬く間に打合せ時間が数時間経ちます。

2年前と違う点は、もの作りに一所懸命だけでなく、販売後リスクも念頭において取り組んでいるところです。
エクステリア、ガーデニンググッズ、インテリア、そして住宅設備。
私の願いは新しく産まれ出す住まいの製品が、メンテナンスされながら長期に渡って愛用されること。
そのためにも、各企業はPL対策をきちんと取り入れてくださいね。

いずれにせよ、根底にあるのは「ものづくり」への愛着や楽しさのようですね。
想いは一緒です。

 

ジャパン・ブランドって何?

仕事柄、行政機関や有名メーカー、販売会社との接点が増えて来た。
最近、よく耳にするのは、日本製か否かだ。気になるので、情報を整理してみることにした。
まだ、検証中だが、世界で求められている「日本製」って何でしょう?

日本人の品質へのこだわりは世界的に見ても特殊らしい。
外国企業が日本市場へ参入する際の大きな障壁となるのがこの「日本人のこだわり」だという。

ある分析によれば、日本の消費者とは「購入した商品に少しでも傷があればクレームが入り、食品にも常に鮮度が求められる」がその反面「流行に乗りやすく移り気でもある」のだとか。
繊細で新品(新鮮)好き、ヴァリエーションを好みブランド志向が強く流行志向という複雑さが日本の消費者の特性だ。
そんな一筋縄ではいかない消費者に揉まれる日本の製品は必然的に品質が磨かれ、事実世界的に見ても高い水準とされる位置におかれる。

日本製品についてよくいわれるのは、メイドイン・ジャパン=ジャパン・ブランドというイメージである。

しかし、これは誤解である。周知の通り巷にあふれる日本製品の多くは中国をはじめとした海外で生産されたものであり、純粋に日本国内のみで生産されるのはいまや貴重とさえいえる。日本企業の監修の下生産されることから「日本製品」といわれるのが一般的である。
海外の市場ではジャパン・ブランドを求める声が多いというが、果たして本当の意味でのメイドイン・ジャパンを欲しているのであろうか。

私が貿易関係者に聞く限りでは意味合いが違っていた。

それはやはり前述の通り、日本の市場で揉まれた商品こそがジャパン・ブランドである、という。日本の消費者に受け入れられるものこそジャパン・ブランドだというのだ。それは必ずしも純粋な日本国内製であるとは限らない。

そのようなメイド‘By’・ジャパンはメイドイン・ジャパンと定義を異とするため「ブランド・ジャパン」と言い換えることにした。「日本というブランド」ではなく「日本(の消費者水準)がブランド」なのである。この違いは大きい。「ブランド・ジャパン=“日本の消費者”品質と定義する。」
そしてそのブランド・ジャパンは高い意識によって支えられるものであり、“日本の消費者”品質を具体化する道具の一つは、PL対策である。

被害者救済”を究極の目標とするJTDNAのPL対策は、その意識の高さによって従来の「PL“法”対策」と一線を画すものであり、経済活動に人道的行動優先の思想を盛り込むことで「ブランド・ジャパン」を体現するものとなりうるものと信じる。

ただ残念なことに、使い捨て文化にならされた今の日本ではブランド・ジャパンを掲げることができるのか、正直不安である。
道のりは遠いかもしれないが、企業への働きかけと同時に消費者教育が必要である。

さて、ブランド・ジャパンの定義が客観性を持つものであるのか、調べてみた。

・同じくブランド・ジャパンを掲げている日経BPの取り組み
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/br/bj2009/index.html

・魅力的品質・当たり前品質を中心とする消費者品質要求のモデル化(論文)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003159413/

・日本人はなぜ商品の品質に厳しいのか
http://www.yomiuri-is.co.jp/perigee/feature05.html
検索すると上記が検索できた。

今後、検証したい内容である。

 

消費者庁が秋にも発足

消費者庁が秋にも発足する運びとなりました。

昨今は、ネットで進捗を時系列で確認できるので、便利ですね。

どの党が賛成や反対を行っているかも。


7年間、取扱説明書やWEB制作を通して製品安全対策に関わってきました。

やっと世の中が、使い捨て消費者ではなく、消費者はブランドであることに目を向けだしたと思います。

NPO法人JTDNAでは一貫してPL対策に取り組んできました。
このPLというキーワードは、人々へのイメージが弱いのもたしかです。
製造物責任、つまり作ったもの・売ったもの(サービスも含む)
への責任のことを言っています。
それに、使う側の責任もあるのも忘れずに。

使い捨ての時代は、 企業にも消費者にとっても資質の低下を招いたと思います。
このことを認識していた人々もいたが、
時代の大きな流れに逆らうことができず飲み込まれてしまいました。
もちろん、健全な企業もあります。
それでも世界を俯瞰した場合に、世の状況は現状示されている通りです

この消費者庁。
消費者保護に一生懸命になるのか。
それとも賢い消費者が増えるきっかけになるのか・・・

昨年より、ハウスメーカーやエクステリアメーカーとの付き合いも飛躍的に増えました。
CSやCSRの取り組みとして、業界全体に広がることを期待します。

 

4月から「長期使用製品安全点検・表示制度」、そして具体策

住まい関連に携わっている会社は対応が大変ですね。
と、かくいう私の会社も対応するため、勉強しています。
政府インターネットテレビに長期使用製品安全点検・表示制度を紹介している番組がありました。
『事故を防ぎ、安全に使うために・・・長期使用製品安全点検・表示制度〜峰竜太のナッ得!ニッポン』
いくつかセミナーに参加しました。
大企業の事例発表もありました。よくできてますね。
でも、人材とお金と時間をかけれない、中小零細企業は同じようにできないでしょう。
近々にある製品安全セミナーは、下記に添付しておきます。

経産省の担当官による制度説明の後、NPOによる具体策を説明するので 未対応企業には良いと思います。

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■セミナー情報■
改正消安法施行直前!「製品安全セミナー」のご案内
主催:NPO法人日本テクニカルデザイナーズネットワーク協会(JTDNA)

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まもなく改正『消費生活用製品安全法』(消安法)が施行されます。 (2009.4.1)
景気が低迷する中、企業を取り巻く環境はますます厳しさ を増しています。
しかし、だからといってコスト削減のために消費者の安全を犠牲 にしていいはずがありません。
不祥事が相次ぎ消費者不在が叫ばれている今、企業の責任が問われています。
消費者行政がめまぐるしく進行する現在、求められているのは「検査基準」の強化 ではなく、事業者における「製品安全文化」醸成のための積極的な取り組みです。
このセミナーでは消安法改正で4月以降に実際どう変わるのかを経済産業省から 担当官を招きご説明いただきます。

そして企業が今できる有効な対策について探っていきます。

【日 時】3月26日(木)13:30~16:00(受付13:15) 無料相談会併設(14時まで)
【会 場】クリエイションコア・東大阪 北館309号室 (東大阪市荒本北1丁目4-17)
【参加費】無料
【定 員】30名
【内 容】 特別講演 「長期使用製品安全表示制度について」
                講師 経済産業省製品安全課担当官 「最新!PL対策(最新取説ガイドライン公表、最新表示対策など)」
                講師 NPO法人JTDNA 渡辺吉明理事長

【申込・問合】 上記ホームページより申込書ダウンロードの上、FAXにて送信してください。

内閣府認証NPO法人 日本テクニカルデザイナーズネットワーク協会事務局
TEL:03-5875-6175    FAX:03-5875-6176
 

長期使用安全表示制度について

NPOから長期使用安全表示制度のお知らせが入りました。
住宅関連の方々にご案内しておきます。

商品の大半は輸入商品ですから注意して理解しておいてくださいね。

 

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【長期使用安全表示制度について】
扇風機、冷風扇、空気清浄機、除湿機、クーラーなどを取り扱う事業者に!

4月1日施行される改正消費生活用品安全法について

特定5品目は、製造年と標準使用期間および経年劣化による危険性の注意を促す表示が義務化されます。
輸入品の場合は4月以降日本着の貨物、国産品は4月1日以降に組み立て完成したものが対象です。
現在NPO法人JTDNAでは、経済産業省製品安全課と、輸入事業者や小売事業者への告知について打ち合わせ中とのこと。
専用の解説書をNPO法人JTDNAで作成し、経済産業省より業界団体などに案内をお願いします。
これに伴い、2月20日の東京、2月25日の仙台でのセミナーでは、この件を優先して説明します。
小売事業者(通販社も)や関連事業者はぜひ参加ください。
NPO法人JTDNA賛助会員、正会員は無料です。
詳しくは下記URLを参照ください。
 

製品と商品の違い

NITEや行政、メーカーの方またプロダクトデザイナーと話していて妙な食い違いが出てきます。
お互い「モノづくり」について話しているはずです。
売れるモノづくりはどうすればよいのか??

先日もNITEの担当者にお話したことです。
モノを作っている又携わっている方に共通するのは、エンドユーザーの視点が欠けていることです。
そのことが取扱説明書に表されています。

例えば介護用組み立てイス。
イスの組み立て方や高さ調節の仕方は詳細に記載しています。
一見、良くできた説明書です。
しかし、肝心のエンドユーザーがイスを使っている場面の記載がありません。
そして、このイスを使うとどのような生活を提供できるのかも示していません。

まあ、この様に見ていると、介護用にしては機構が複雑になり過ぎて、扱いにくい商品と分かる訳です。
介護現場は大変だから、できるだけ負担の無いようにシンプルデザインにした方が良いのでは?!

事故商品の取扱説明書を検証していると、上記のようなメーカー視点が散見されます。
製品作りから商品作りへ。
そのことに気づいたメーカーは、販路開拓も比較的スムーズに進展しています。


ちなみに、JIBURUは商社とタイアップし、消費者向けの商品をコーディネートしています。

 

JAPANブランドを市場に流通させる

新年明けてより東京への出張。

道中の車窓から見える富士山はいつもきれいですね。

青い空を背景にどっしりと鎮座しています。

 

さて、東京に(株)アイエクスというエクステリア商社があります。

昨年からのお付き合いですが、アイエクス社の商品開発担当者さんと打合せを行ってきました。

輸入輸出、そして国内流通商材へのPL対策を施すのがうちの会社の役割です。

世の中には様々な製品が生まれています。

でもその製品が「商品」にならずに消えていっています。

もったいない話です。

東京商工リサーチの発表によると、昨年12月の倒産件数は1362件、うち1352件は中小企業だそうです。

世界市場はJAPANブランドを欲しているのに、そのブランドを支える中小企業が消えてしまうのは忍びないです。

JAPANブランドで勘違いしないでもらいたいのは、JAPANブランド=純日本製ではありません。

日本の市場つまり消費者が認めた商品は、JAPANブランドとして評価されているのだと聞きます。(輸出入担当者より)

今、我々でも日本製品を販路に流通させるための取り組みを行っています。

うちの会社と出会えるまで、がんばって持ちこたえてください。

 

近々、またまた紹介で住友林業社に行きます。日々販路開拓です。

でも紹介で企業を回るのは、必ずキーマンに会えるのでありがたいですね。

 

そうそう。

製品安全のキーとなる団体のサイトがリニュアールしました。

中小企業・デザイナーの方は見ておいてください。

http://jtdna.or.jp